ごあいさつ

 このたび、これまで取り組んできました「訪問看護師アセスメント遠隔支援プラットフォーム『NPEN』システムの構築」について、研究テーマを発展させ、新たに**「訪問看護を包括的に支えるオールインクルーシブ型AI支援システムの開発」**として研究を進めることとなりました。

今回の変更は、これまでの研究を大きく方向転換するものではありません。これまでNPENの構築を通して検討してきた、訪問看護師のアセスメントや臨床判断を遠隔から支援するという考え方や、現場で蓄積してきた知見を踏襲しながら、支援の範囲をさらに広げていくものです。

訪問看護の現場では、利用者の状態を的確に捉えるアセスメントや臨床判断に加え、ケアの検討、記録、多職種との情報共有、家族への対応など、訪問看護師が担う業務は多岐にわたります。そこで新たな研究では、これまでのNPENで培ってきた遠隔支援の仕組みを基盤としながら、AIを活用し、訪問看護師の実践をより包括的に支援できるシステムへと発展させていきたいと考えています。

これまで研究にご協力いただいた皆様とのつながりや、いただいたご意見、研究成果を大切にしながら、これまでの取り組みを次の研究へつなげてまいります。

今後は「訪問看護を包括的に支える」という視点から、現場で実際に役立ち、訪問看護師が安心して活用できるAI支援システムとはどのようなものかを、皆様と一緒に検討していきたいと考えております。

引き続き、ご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

 なおこのホームページは、日本学術振興会JSPS科研費(26K14040)の助成を受けております。

研究代表者    
人間環境大学   
看護学部・大学院看護学研究科
教授 篠崎惠美子